​関根 篤志

皆さんは、日常生活でたくさんのトラブルや悩みを抱えながら生活しています。時には、「心配で夜も眠れない」「警察に相談するのはちょっと」「弁護士ではお金がいくらかかるか心配」「行政に相談しても事務的な対応で問題が解決できなかった」「友人に話しても聞いてはくれるけど解決にはならない」などの場面、思い当たりますよね。

また、警察に相談して話がおおごとになって、ご近所や会社などにいられなくなるのは困る。家族のことなので、警察に事件にされたくない。弁護士に相談したらお金がいくらあっても足りない、弁護士の無料相談では時間が足りなく解決にいたらなかった。家族が良からぬ連中とつきあってしまっていないか、家族が詐欺にあっているのではないか、これだけ生活が苦しいのになにか国や行政からの補助はないものだろうか。数え上げたらきりがありません。

わたしは、そんな日常の悩みに寄り添えるよき相談者になりたいと思っています。警察官を退官したのちも、やはり魂に植え付けられた正義感というは消えることはなく、たくさんの苦しんだり、泣いたりしてきた被害者や遺族の方々を目の当たりにし、そして東日本大震災や令和東日本台風などで災害対策担当として獅子奮迅のごとく県民のために邁進した日々も警察を退官したからそれで終わりというのは、わたしの信念が許しません。ずっと地域住民に寄り添いたい、それは変わらないのです。